5年目の離職率70%!大手金融機関の就職・退職の実態

離職率・アイキャッチ

たまるちゃん

金融機関に就職したいなあ。
だけど大量採用・大量退職って言われてるし、続けられるか心配だ。。。
どういう人が就職して、どういう人が退職してしまうんだろう?
金融機関に良いイメージを持っている人が就職し、仕事に疲れてしまった人が退職するぞ。
前向きな理由で退職・転職する人はごくわずかじゃ。

デザイナーズ

 

本記事の内容
  • 大手金融機関は大量採用が基本
  • 大手金融機関では1年あたり同期の10%が継続的に退職する

 

記事の信頼性

自己紹介

デザイナーズ(@designers_kinyu

  • 現役の金融機関営業員
    スタートアップ企業・VC担当
  • 豊富な金融営業経験
    リテール6年半ホールセール5年以上
  • トップセールス
    リテール最高年収:2,200万円

このブログを書いているデザイナーズは、現役の金融機関営業員です。
リテールではトップセールスで、最高年収は2,200万円でした。
現在はホールセールに引き上げてもらい、スタートアップ企業やVCを中心に100億円規模の取引をしています。

 

それでは記事の本編に入ります。

 

大手金融機関は大量採用が基本

「採用数が多い会社ランキング」トップ300社(2019年入社データ)|東洋経済から、金融機関のみ抜粋しました。

以下の人数を合計すると、1.3万人強になります。

マイナビ・リクナビに登録している就活生が80万人程です。
全就活生の2%が大手金融機関に就職します。

 

エントリーベースでの大手金融機関の倍率は50倍以上です。
ほとんどの就活生が金融機関にエントリーしています。

 

  • 1位:三菱UFJ銀行/951人
  • 6位:みずほフィナンシャルグループ/700人
  • 6位:大和証券グループ/700人
  • 9位:三井住友銀行/650人
  • 11位:野村證券/627人
  • 14位:東京海上日動火災保険/592人
  • 17位:りそなホールディングス/565人
  • 27位:三井住友海上火災保険/460人
  • 30位:あいおいニッセイ同和損害保険/448人
  • 37位:三井住友信託銀行/410人
  • 47位:みずほ証券/350人
  • 51位:SMBC日興証券/340人
  • 68位:明治安田生命保険/290人
  • 70位:三菱UFJモルガン・スタンレー証券/280人
  • 76位:オリックス/263人
  • 79位:ゆうちょ銀行/250人
  • 79位:岡三証券/250人
  • 86位:住友生命保険/246人
  • 88位:関西アーバン銀行/245人
  • 88位:近畿大阪銀行/245人
  • 90位:イオンフィナンシャルサービス/241人
  • 102位:全国農業協同組合連合会(JA全農)/224人
  • 103位:福岡銀行/220人
  • 105位:第一生命保険/215人
  • 113位:千葉銀行/201人
  • 126位:静岡銀行/187人
  • 133位:京都銀行/180人
  • 138位:東海東京フィナンシャルホールディングス/174人
  • 140位:群馬銀行/171人
  • 147位:広島銀行/160人
  • 147位:日本生命保険/160人
  • 158位:中国銀行/151人
  • 159位:紀陽銀行/150人
  • 167位:大垣共立銀行/145人
  • 167位:滋賀銀行/145人
  • 167位:オリエントコーポレーション/145人
  • 199位:七十七銀行/130人
  • 199位:常陽銀行/130人
  • 199位:足利銀行/130人
  • 199位:商工中金/130人
  • 207位:北陸銀行/129人
  • 213位:横浜銀行/127人
  • 247位:伊予銀行/113人
  • 272位:八十二銀行/105人
  • 276位:中央労働金庫/104人
  • 280位:三菱UFJニコス/102人
  • 284位:東洋証券/101人

 

参考 「採用数が多い会社ランキング」トップ300社(2019年入社データ)東洋経済ONLINE

 

新卒の仕事内容はハード

金融機関の仕事は多岐に渡りますが、新卒はほぼ全員「個人営業」スタートです。
ハードな仕事なので成長も速いですが、心身のすり減るペースも速いです。

 

憧れの職種には下積みを経ないとなれない

ファンドマネージャーやプライベートバンカーを夢見て入社すると幻滅します。
そのような仕事につけるのは、5年程度個人営業の下積みをしてからです。

 

デザイナーズも新入社員時代は苦労した

雨の中カッパを着て、カバンをゴミ袋に入れて、資料を50セットもって自転車で駆け出します。
1日株式会社を50社、2周していました(合計100回)。

ほとんどの皆さんも、まずそこからスタートします。

 

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新入社員は金融機関の仕事を想定出来ていない

金融機関の新入社員は、与えられる金融機関の仕事を想定出来ていません。
会社説明会等で伝えられることがないので仕方がありません。

 

金融機関は新入社員が与えられる仕事を想定していないことがわかっている

  • 金融機関のイメージが悪くなるから
  • 就活生が入社しなくなるから

この2つの理由から、仕事内容が就活生に十分伝えられません。

 

金融機関の仕事内容を理解するにはOB・OG訪問が重要

OB・OG訪問をして入社する人は長続きします。

デザイナーズの周りには金融機関勤務のバイトの元先輩が沢山いました。
そのためミスマッチなく入社でき、今も現役で営業員として仕事が出来ています。

 

大手金融機関では1年あたり同期の10%が継続的に退職する

都合の悪い数字になるため、採用状況と異なり公表している金融機関は皆無です。
1年あたり同期の10%が継続的に退職します。

 

デザイナーズの同期は10%以上の退職ペース

デザイナーズの同期は数百人おりました。

しかしマーケット環境が悪いこともあり、5年目の段階で同期は70%減です。
その後はあまり減っていません。

 

7年目以降はペースが落ち着く

3年で30%、5年で50%です。

7年目(30歳)あたりで退職のペースは緩やかにります。
それ以降はほぼ変わらないので、同期は30%程度残るイメージです。

 

退職後の転職先はランクが下がる

現在勤務している金融機関より、ランクが下がる会社への転職が多いです。
保険会社(国内準大手〜中堅)、MR(外資)、医療機器販売(外資・国内準大手〜中堅)あたりが主流です。

年収は下がります。

 

前向きな退職をする人は稀です。

フルコミッションのプルデンシャル生命等に挑戦する人もいます。
中小企業M&Aも前向きな転職にあたります。

ほとんどの人は逃げの退職ありきで転職するので、ランクが下がります。

 

退職する人の特徴3つ

金融機関を退職する人の特徴は以下の3つです。

  • 生真面目
  • 敏感
  • 繊細

 

個人営業に疲れて退職

ほとんどが、個人営業に疲れて退職します。

仕事から逃げることが最優先になってしまい、次の勤務先が決まらずに辞めてしまう人も結構います。
フリーターになる人もいます。

 

「お金は社員の人格に優先する」というパワハラ的な考えの人も一定数います。
金融機関はストレスに強い人間が多く残ります。

最近はパワハラに敏感な社会になったため、パワハラはだいぶ少なくなりました。
しかし金融機関は他の業界よりもパワハラは多いです。

 

デザイナーズも転職活動を経験

デザイナーズも3年目の時に個人営業に疲れ、転職活動をしました。
リクルートエージェントに登録し、平日仕事が終わった後新幹線に乗ってエージェントに会いに行っていました。

 

MRや医療機器の販売などの紹介が多かったです。
外資の製薬会社のMRや、MRIを販売する会社に転職しかけました。

今の会社に残る決断をしましたが、外の世界を見るという意味では良い経験でした。

 

まとめ

新卒は業務内容を理解せずに入社する人が多いため、ミスマッチにより退職者も多くなります。
転職先のランクは下がる傾向が強いです。

 

仕事内容を新卒に詳細に伝えることは、金融機関のイメージダウン・入社希望者の減少に繋がります。
そのため金融機関は正確な仕事内容を新卒に伝えません。

OB・OG訪問で新卒の業務内容を理解しておくことが重要です。

 

お礼・白

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