FXで大損する唯一の理由【通貨価値を分析しよう】

FX・大損・アイキャッチ

たまるちゃん

FXで大損しちゃった。。。
なんとかして取り戻したいなあ。
通貨発行国の財政を理解するのじゃ。
テクニカルだけ勉強しても勝てんぞ。

デザイナーズ

 

本記事の内容
  • FX(Foreign Exchange)の仕組み
  • FXにおける通貨価値の考え方

 

記事の信頼性

自己紹介

デザイナーズ(@designers_kinyu

  • 現役の金融機関営業員
    スタートアップ企業・VC担当
  • 豊富な金融営業経験
    リテール6年半ホールセール5年以上
  • トップセールス
    リテール最高年収:2,200万円

このブログを書いているデザイナーズは、現役の金融機関営業員です。
リテールではトップセールスで、最高年収は2,200万円でした。
現在はホールセールに引き上げてもらい、スタートアップ企業やVCを中心に100億円規模の取引をしています。

 

それでは記事の本編に入ります。

 

FX(Foreign Exchange)の仕組み

レバレッジが設定できることと、売る通貨を選べること以外は外貨預金と同じです。
加工されていない金融商品は手数料率が安く勝ちやすいです。

 

加工されていない金融商品
  • 株式
  • 債券
  • 為替

 

投資信託・買ってはいけない・アイキャッチ 投資信託を買ってはいけない唯一の理由【手数料が高い】

 

FXの取引手順

STEP.1
入金
証拠金(主に日本円)を入れる
STEP.2
レバレッジ
証拠金に倍率を設定する
日本の法律では上限25倍 
STEP.3
売買
通貨Aを買って通貨Bを売る
STEP.4
スワップポイント
通貨Aー通貨Bの金利差を貰う
場合によっては払う
STEP.5
反対売買
売買時より為替変動リスクを負っている、通貨A・通貨Bのペアを解消する
買った通貨Aが通貨Bより相対的に高ければ儲かる

 

FXのリスクはすごく高い

入金額以上の損失が出ることもあります。

顧客が勧誘を希望した場合以外、業者は勧誘禁止です。
不招請勧誘商品と言います。

 

不招請勧誘によりアウトバウンド型の営業ができないため、インバウンド型の営業のみが行われています。
当サイトも金融営業のインバウンド営業サイトにあたります。

 

アウトバウンド営業
  • 顧客にアプローチを積極的に行う営業手法
  • 飛び込み訪問・電話勧誘など
インバウンド営業
  • 顧客から自社に問い合わせがくる仕組みを作る営業手法
  • Webサイト構築・セミナーの開催など

 

FXのポイント
  • コストは安い
  • レバレッジを抑えれば安全
  • 加工されていない商品の1つだからお勧め

 

FXにおける通貨価値の考え方

株式を買う時会社の業績を調べる人は多いです。

しかし、通貨を買う時国の業績を調べる人はいません。
国のことは大きすぎてわからないと諦める人が多いです。

 

株式の場合は企業単体を見れば十分です。

しかし、通貨は国の絶対的価値を調べるだけでは不十分です。
少なくともペアの国との相対的な価値も調べる必要があります。

 

株価は株式の価値基準

  • 株式を発行する企業の業績・将来性に影響
  • 同業他社比較で株価は変化しない

 

為替レートは通貨の価値基準

  • 通貨を発行する国の業績・将来性に影響
  • 他の国との比較で為替レートが変化する

 

どちらの通貨が強いかという綱引きがFXです。

 

国の業績の考え方

発行済株式数と通貨供給量(マネーサプライ)が対。
自己資本利益率(ROE)と政策金利が対です。

インフレ率は政策金利と大きな関連があります。

 

企業の重要な指標2つ

  1. 発行済み株式数
  2. 自己資本利益率(ROE)

 

発行済株式数

有価証券報告書で数値が公表されています。
数値の取得が可能です。
通貨供給量(マネーサプライ)は数値の取得が困難です。

 

自己資本利益率(ROE)

有価証券報告書で数値が公表されています。
数値の取得が可能です。

 

 

国の重要な指標3つ

  1. 通貨供給量(マネーサプライ)
  2. 政策金利
  3. インフレ率

 

政策金利

国が公表しています。
数値の取得が可能です。

 

インフレ率

国が公表しています。
数値の取得が可能です。

 

通貨供給量(マネーサプライ)

存在するお金の量+貸し借りしているお金の量です。
マネタリーベース×貨幣乗数(信用創造)で算出される数値です。
マネタリーベースに対してマネーサプライは把握しにくい数値です。

 

マネタリーベース・マネーサプライの考え方
  • 通貨Aが世の中に100通貨だけ存在する場合、マネタリーベースは100
  • Aさんが通貨Aを100保有しておりBさんに50貸した場合、50の信用が創造されたと考えられる
  • この場合、マネーサプライは100+50の150になる

 

日本のマネタリーベース

以下3つの合計です。

  • 日本銀行券発行高
  • 貨幣流通高
  • 日本銀行当座預金残高

 

政策金利

中央銀行が一般の銀行(市中銀行)に融資する際の金利です。

  • 景気が良い時にインフレ率より高く設定されます
  • 景気が悪い時にインフレ率より低く設定されます

 

景気が良い時は預貯金やローンの金利が上がり、通貨の流通が抑えられます。
信用創造も抑制されるので、マネーサプライの伸びは小さくなります。

逆に、景気が悪い時は金利が低くなり、通貨の流通を促進します。
信用創造も促進されるので、マネーサプライの伸びは大きくなることが多いです。

 

FXにおけるスワップポイントは、政策金利が基準になっています。

 

インフレ率

物価が年間どれだけ上昇しているか把握するための数値になります。

 

インフレ率はあくまで物の価格上昇に関する数値です。
お金の価格(通貨価値)の上昇には関係のない数値です。

お金の価格(通貨価値)の上昇に関係する数値は政策金利です。
インフレ率は景気が良い時に高くなって、景気が悪い時に低くなります。

 

景気が悪い時にインフレ率が上昇する、スタグフレーションもあります。
景気が悪い時に通貨価値が下落すると、相対的に物の価値が高くなることが理由です。

経済の状況としては最悪です。
ただし、通貨の適切な価格判断がしにくいので、投機的な利益を求めるチャンスはあります。

 

参考 World Economic Outlook(WEO,世界経済見通し) データベースの検索方法IMF 参考 国際統計・国別統計専門サイトGLOBAL NOTE

 

政策金利とインフレ率の関係

政策金利は中央銀行がインフレ率を見て設定します。

 

2018年10月のアメリカ

インフレ率の上昇に伴い、政策金利も少し上回る水準で設定しています。
経済成長を伴ったインフレ率の上昇です。

 

アメリカは2018年10月時点では景気が良いです。
物の価値の上昇とお金の価値の上昇のペースを合わせる金融政策を取っています。
物、お金のどちらにも価値が傾きすぎない様にしています。

オーソドックスな金融政策なので、投資判断がしやすくロングに向きます。

 

数値データ
  • インフレ率は2.4%
  • 政策金利は2.5%
  • 経済成長率は2.8%

 

2018年10月の日本

日本は2018年10月時点では景気が良いです。

物の価値の上昇を目論んでいます。
お金の価値を下げてでも、まず物の価値の上昇を狙う金融政策です。

 

金融緩和政策中の国は日本の様になります。
投資判断がしやすくショートに向きます。

 

数値データ
  • インフレ率は1.2%
  • 政策金利は-0.05%
  • 経済成長率は1.1%

 

2018年10月のトルコ

トルコは2018年10月時点では景気が悪いです。

通貨価値の下落に伴うインフレ率の上昇が顕著な国です。
政策金利をインフレ率に合わせに行く事によって、物の価値と通貨の価値のバランスを取りに行く、苦肉の金融政策を強いられています。

 

スタグフレーション、もしくはそれに陥りそうな国はトルコの様な金融政策になることがおおいです。
投資判断はしにくいですが、投機的な利益のチャンスがあります。

 

数値データ
  • インフレ率は25.2%
  • 政策金利は24%
  • 経済成長率は3.4%

 

投資対象としての考え方

スワップポイント稼ぎなら、日本売 × アメリカ買が一番わかりやすいです。
短期的に勝負をかけるなら、経済指標発表前に日本売 × トルコ買もお勧めです。

レバレッジを大きくかけて、テクニカルのみで薄い値動きでトレードすると勝ちにくいです。
小さいレバレッジでイベントを押さえて、大きい値動きでトレードした方が個人は勝ちやすいです。

 

FXの勝ち方
  • インフレ率と政策金利を調査
  • 低レバレッジで大きい動きに乗る

 

まとめ

FXで大損する理由は、国の調査不足です。
チャートだけ見るだけでは不十分です。

 

為替はプロの専任トレーダーでも短期の動きは予測しにくいです。

しかし、長期なら素人でも方向性が見えます。
低レバレッジで長期投資をするのがお勧めです。

 

お礼・白

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